カミキリムシの中で最大級の大きさになるカミキリムシを紹介します。タイタンオオウスバカミキリムシ(学名:Titanus giganteus:巨大な巨人という意味)は体長130~170mmになる大型のカミキリムシで、南米に生息しています。
この個体の大きさは151mmでかなり大きいほうです。
人差し指が口に入ってしまいます。Youtubeでこのカミキリが直径5mm程度の枝をスパスパかみ切る動画を見たことがあるので、指もすっぱり切れてしまうでしょう。
足の裏の接地面になっている平たい部分は細かな毛が密集していて、触るとふさふさしています。木につかまっている時には滑り止めとして働いているのではないでしょうか。
正面から見ると平べったい形をしています。口は太くて強力そうです。
横から見てみると眼がかなり大きいことがわかります。上の写真では体の裏側まで眼があることがわかり、かなり広範囲まで見えているのでしょう。
135mmの小さな個体と比べてみました。体長約15mmの差ですが、大きくなると横幅も太くなってくるのでかなりのサイズ差を感じます。
生きているところも見てみたいですが、捕まえてみるのは勇気がいりそうです。
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