鳥のフンに擬態していそうなゾウムシを紹介します。フレンチギアナの2㎝ほどのゾウムシです。初めて見たときは複数のゾウムシがいれてある標本箱にあったのですが、結構目立っていてきれいな模様だと思っていました。その後、じっくりみているとこれは鳥のフンが木に落ちた模様に擬態しているように見えてきました。白い部分がフンをまねているような気がします。
横から見ると頭、胸の下にも白い模様がありました。
また、目が黒目で結構かわいらしい顔をしています。
またよく観察してみると顔の下(白い模様の左斜め下)に溝があります。おそらく敵から襲われて体を縮めたときに口が収まるようになっているんだと思います。ほかの種類のゾウムシではすっぽり溝に口が収まる種類を見たことがあります。
試しに枯葉の上に置いてフンの擬態に見えるかやってみましたが、台紙が目立ってよくわからなくなりました。
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